ジャンプ団体その2 |
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| 前の投稿で文字数オーバーで書けなかった分。
外国実況で「またジジイがメダル持っていくのか」と書いてあって笑った。 これは決して葛西を悪く言ってるのではない。
しかし、ヨーロッパが圧倒的に盛んなジャンプ競技でなぜかアジアの日本が頑張ってることにもっと注目してほしいとも思うね。
韓国も選手は出すのだけど、まだトップレベルとはいかないし。
チーム戦でスタートリストにずらっと出る欧米の旗の中に(アメリカやカナダの男子はそんなに強くないが)なぜかぽつんとアジアの日本があるんだよねー。
私たちはジャンプ競技になじみがあるから不思議じゃないけど、ジャンプやらない国からしたら、なんで日本はアジアなのに上位に入ってるんだ?と思ってるかもしれない。
なんか脱線しちゃったな。
まあとにかくよかったし、うれしかったよ。
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3月24日(月)19:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理
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ジャンプの話の続き(団体) |
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| 突然仕事入って前回の続きが書けなかった。春休みに入ったから仕事はないと思っていたのに。おまけに直ったはずのパソコンのTVが調子悪くアプリの入れ直しや設定やってたりで。
先週、五輪ではなくW杯の団体のジャンプをネットで見ていた。 日本は飛車角落ちだった。
(渡瀬と作本には失礼な書き方だけど、事実上というか現状の調子から見てそうであるからそう書いておく。ごめんなさい。)
伊東と竹内を欠いて臨んでいた。 二人とも故障と病気だからしょうがない。彼らの今季は終了していた。
レルヒががんばってた。 前にも書いたが彼は五輪で何かをつかんだと思う、五輪後目に見えてよくなったから。
葛西もがんばってたけど結局6位だった。 しょうがないことだった。戦力が欠けてるんだもの。 (これは後で書くことにもつながる。)
葛西は靭帯が切れていたとブログで明かしたが、靭帯の切れたまま五輪後も飛んでたのかよ!と思わずにはいられない。
今季の葛西は素晴らしかったよ。 前にも書いたけど何で今季はこんなによかったんだろうと思うが彼の執念もあったんだろうな。「今年にかける」みたいな。
とて、五輪団体の話。
私は団体戦の始まる前、ライバルはスロベニアだろうと思っていた。
もちろんドイツとオーストリアは大本命だったろうけど、五輪ではいまいちだったんでこの2国はどうかなあと思っていたのだ。
だが、原田はその両国を金メダル候補に挙げる。 そしてそれは正しいものとなる。 素人の自分の予想なんて馬鹿予想に過ぎないなと改めて思うのだった。
さて日本。
ラージでトップ13位までに4人入ったのが日本だけだったので、なんか金もいけるんじゃね、みたいな前評判だったが、私はそんなうまくいくかよ、みたいに思ってた。
ここんとこ、日本は世界選手権でメダル獲ってないんだもの。
世界選手権は隔年開催なのだが私のジャンプ録画コレクションに最近の日本団体がないもの(笑)。 去年のは混合団体の金があるだけ。
そういうわけでそんな甘くないだろって感じだった。 ビブナンバーも8番つけてたしね。(団体のビブは強い国が大きい番号になる。オーストリア12、ドイツ11だった。ちなみに長野では日本は13をつけていた。)
この試合、レルヒが本当によかった。 彼にとってソチ五輪は素晴らしい経験になったと思う。
竹内は病気のあとでやっぱり飛べないなあと思っていた。あの時点までは。 今季出だし、竹内がよさげだったんで実は期待していたから、病気が治っても飛べないなあと思っていたのだ。
記者会見で発表されるまで難病を患ったままだと知らなかったんだもの。 普通に肺炎でそれは治ったと思ってたから。
伊東の2本目の後、立てなかったのを見て胸が痛んだ。 ああ、立てない!と思って。
余談。 竹内がイケメンとか書いてある書き込み読んで、イケメンかなあ、悪くはないけど、個人的には伊東のルックスのほうが好きだなあ、と思っていたのだが、北野建設のサイトの竹内の写真は確かにかっこよかった(笑)。 でもルックス的には伊東派だ。←どーでもいい
さて葛西がいいジャンプをそろえて銅メダル決定。 原田が解説で心から笑っていたのがよかった。
その葛西が試合後のインタビューで泣き出したのを見て胸が詰まる。
個人戦では泣かなかったのに! あんなに満面の笑顔だったのに!
(このときNHKのアナ、レルヒと竹内の名前間違ってなかったか?)
葛西が泣き出したんでびっくりしてしまって。
でも竹内の本当の病気のことを知っていて伊東の膝がどうにもならないであろうこともわかっていて(それでも飛ぶことを選ぶアドバイスをしていて)万全ではないチームメイトといっしょに戦っていたのだと知って。
それが先にも書いたけど戦力の問題でもあると思う。 葛西が長野より価値のあるメダルだと言ったのは、つまり、あの年の日本は誰が出ても金メダルが獲れる状況だった。(たとえ故障していた葛西が出ていても)
だが今の日本はメダルに届くかどうかわからない。 それを一番知っていたのがあの黄金時代も知っている葛西だったんだと思う。 だからこそこのメダルがうれしかったのだと。
「後輩たちにメダルを獲らせてあげたかった」
ほんとにいい言葉だったと思う。
(そういうのが私の知っていたかつての葛西と違うなあと思ったところでもあった。)
団体の銅はほんとによかったと思う。
試合に出るか迷っていた伊東に「自分なら痛み止め飲んででも出る」と言った後、葛西本人が靭帯を切ってしまい、それでも痛み止め飲んで五輪後もW杯に出てたのを知ると、葛西って改めてすごいわなと思う。
まあ、でもあれだわ。 長野の金はやっぱり感動したんだよ。 原田の失敗があったけれど、それを逆転できたしね。 あの荒天下、1回目で競技終了にならなくてほんとよかったと思う。 競技終了にさせないテストジャンパーたちと当時のコーチの小野さんの働きもあってね。
長野の金もソチの銅もどちらもすばらしかったんだよ、うん。
とにかく団体でメダルが獲れたのがほんとうれしかったんだ。
葛西が泣いたのもしみじみしてよかった。
レルヒ以外故障・病気もちなんで、オフできちんと治して来季は万全の状態で戻ってきてほしい。
なんかいまいちまとまらなかったけど、まあ、要はいい試合だったってことで。
ドイツがオーストリアに一矢報いたのもよかったな。
葛西が2本目飛んだあと、日本チームがメダル確定したと思って喜んでたシーンで、ドイツチームも拍手してたのがよかった。
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3月24日(月)19:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理
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