今更ながらソチ五輪の話(今日はジャンプ) |
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| 今日夕方ようやくパソコンが戻ってきた。 長患いだった。 2月末日に修理依頼して3週間もの間、パソコンは戻ってこなかったのである。 逆に言えば、3週間まったくパソコンを触ることのない生活をしていたわけで、なければないで生活できることからしてもネット依存してるなあと思わされることでもあった。
そういうわけで今更ながらソチの感想を書いておこうと思う。
ジャンプ。 実は今、海外でのジャンプのW杯のライブを見ながら書いている。 (パソコンがなくて不便だったのはこの海外のスポーツ中継が見られなかったことだな)
1回目が終わって、レルヒ(漢字めんどいんでカタカナ)11位、葛西12位。(敬称略) レルヒのジャンプは見損ねたが葛西は見た。 ああ、失敗したなと思った。 まあ、2回目少しでも順位上げてほしい。 レルヒは五輪がとてもいい経験になっていることがよくわかる。
とて五輪。
葛西の銀メダルはほんとよかったと思う。 今季に関しては彼はW杯で常に上位にいるので、いったいどうしたんだろう(いい意味で)と思っていたのだが、長くやってるだけでは意味がないと思っているので、今季とても成績がいいことに内心驚いてもいたのだ。
でも五輪前にずいぶん自信ありげだったんであの自信はどこから生まれてくるんだ?とは思ったのだ。
五輪当日のビブナンバーを見て48だったんで自信もさもありなんと思ったけれど。 (ビブナンバーはW杯の順位で数字が決まってくる) 調子よさげだと思っていたけれど、W杯の総合順位がその時点でのトップ3だと思ってなかったのだ。
私は例によってチキンだから録画して見たのだけど掛け値なしに素晴らしいジャンプでびっくりした。
1回目終わったときの葛西のカメラに向かっての仕草がよかった。
2回目、飛び終わった彼のもとに伊東、竹内、清水が駆け寄ってきたシーンはほんとにすばらしかったと思う。
そして表彰台で少年みたいな葛西がとてもかわいらしかった。41歳にかわいいはないだろうと思うが、実際、かわいらしかった。
そこにいたのは少年のように喜びを全身で表現してる葛西だったから。
私は葛西は少しとっつきにくい人だなあと思っていたのね。なんとなく。 これは勝手な印象ではあるけれど。
20年前のリレハンメルで団体銀獲ったとき(彼は当然ながら当時21歳だったことになんとなく驚いてしまう)も、どうも彼は研ぎ澄まされたような、触ると切れそうな人(対照に原田がいたせいもある)な感じがしてたのだ。
(そう思ってたのは自分だけでもなかったようで、後日記事を読むと、彼は丸くなった、とか書いてあるのもあったりした。)
20年の歳月が葛西を大人にしたのかもしれないけれど、あの長野五輪の団体時、最後の船木のジャンプに「転べ!」と内心思っていたことを明かす葛西はとても複雑な心境だったのだと。
おおお!葛西、2回目は素晴らしかったぞ!! (リアル実況) ちょっと脱線、とにかく、彼は柔らかくなったのだと思う。 でも競技に関してはまだ研ぎ澄まされているのだと。
レルヒ、2回目はダメだった(笑)。
まだ脱線。
まあ、とにかく個人の五輪メダルがなかった葛西がメダルを手にしてほんとにうれしかったんだよね。 あんなにうれしそうな葛西が見られてほんとによかったと。
彼は年齢の割には若いよなー。 (彼がかわいらしいのは八重歯があってえくぼができるからだと思う。)
で、とてもよかったのは五輪のジャンプの解説が原田だったことだった。 原田が例のあの笑顔で心から笑ってるのがわかって。 現役のころ、葛西とやってきたからね、ずっとね。
同時期のジャンパーと言えば、岡部が引退した。 彼も長く現役を続けてきたけれど、ついに引退なんだね。 彼は小さくて、ルール変更のスキー板の長さに悩まされたけれど、それでもずっと長くやってきたのは賞賛されるべきだと思う。
1月、葛西が更新するまでは彼がW杯の最年長優勝記録を持っていたのだし。
あの晴れわたる空のもとのリレハンメルのジャンプ。 彼はマジでルックスがかわいらしかった。 これはほんとにかわいかったのだ。 ベビーフェイスでしょ、彼。 当時の彼は若かったのでめちゃくちゃかわいかったんだよ(笑)。
長野ではとんでもないジャンプを見せて原田の失敗を帳消しにする。
(ちなみに長野では彼のウイットに富んだ話に笑った。「集中力を高めてくれる人が一人いました(原田ののこと)ので大ジャンプができました、ありがとうございました。」原田が死ぬほどいい人だって知ってるからこんなこと言えるんだと思う。)
葛西、すげえわ。 1回目12位から5位まで上げたよ。 いやあ、参りました!!
長くなったので団体は別の日に書く。
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3月22日(土)01:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理
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