日記
 
スポーツの話題が多いと思うけど日々思うことを徒然と。
 



五輪のスノボ

スノボではハーフパイプではアルペンでメダル。そのほかの種目もよく頑張ったと思う。

HPっていっつもメダル候補に挙げられてその都度獲れなかったから実は今回もメダル候補とか言われても期待していなかった。
(それだけHPはメダルを獲れそうな競技だと今までの五輪では宣伝されてきたのだ。)
それが2個もメダルでHPだけでなくスノボ全体でいいことだったと思う。

初日のスノボFSの子(名前忘れた)が何とかスノボへの偏見(遊びの延長でスポーツらしくないし、ふざけた感じ、みたいな)を取り除こうと必死に頑張ってたのは知ってる。
(でもやっぱり競技自体が遊びの延長みたいに見えてしまうのは、そのスタイルからして致し方ないと思う。)

HPの15歳の平野君(中学生なので君付けにしておく)がメダル獲っても特にうれしそうな風でもない感じなのが印象的だった。
実際そうなのだろう、彼にとっては。
彼にとってはほかの大会とオリンピックと何が違うの?みたいな感じなんだと思う。
なんでオリンピックだけ大騒ぎしてるの?みたいな。

たぶん。
このメダルの価値はあと数年、いや、もしかすると十数年後に初めて実感するのかもしれない。

彼の帰国会見でもそれが表れてて、五輪だと実感したのはどんなことでしたか、みたいな問いに
「各国の国旗があふれてた」
「アメリカの選手が(いつもはカラフルなのに)みんな同じウェアを着せられてるので」
のような返事をしたという記事を読んだが、笑ってしまったのだった。

41歳でやっと個人のメダルを獲れた葛西と若干15歳で獲ってしまった平野君とではこうも違うのかと。

そうそう平野君も平岡君もいい演技だったよ。
でも私にはクルクルクルクル回ってるとしかわからんのだけどね。

ショーン・ホワイトがメダル獲れなかったのが意外といえば意外だった。

アルペンはパラレル大回転でメダル。
これは竹内選手がほんとに孤軍奮闘な感じで今まで戦ってきた末でのメダルだったから、ほんと報われてよかったと思う。

彼女はこれからのスノボのアルペンについても気にかけているのがその言動からよくわかる。
彼女ならずとも何とかこの競技がメジャーになってほしいと思ってる。

それにしても今回は彼女はとても自信にあふれていた。
出発前からそうだった。

彼女の歩みがよくTVで放送されていたが一人で大変な思いをしてきただろうと思う。

こんなふうに2行程度の文章で書いてはいけないほど。

先日、彼女のインタビューの放送を見たが、決勝進出が決まった時点での、彼女とコーチとの会話で
「(下で見てる)応援団の人たちは2位(以上が決まった時点)で大喜びしてるね」
で、コーチともども若干がっかりしていたのだと。

つまり彼女は金メダルを目指していたため、銀以上確定で喜ばれても困るというのが正直な感想だったみたいなのだ。

これ(が言えるの)はすごいなと思った。

彼女は会話からしてもクレバーだと思った。

ちなみに競技自体はわかりやすくかつスリリングで面白いと思う。

コースを二人で滑り降りて早く着いた方が勝ちという単純明快なシステムだからね。

この大会でスノボに対する偏見も少しは減ればうれしいと思うのだった。



3月31日(月)21:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | スポーツ | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)